2023年度 月例会情報
2023年10月 月例会のご案内
2023年9月吉日
東京理科大学数学教育研究会会員 各位
会長 伊 藤 稔
2023年10月 月例会のご案内
秋晴の候,いかがお過ごしでしょうか.さて,理数研10月月例会は,
理科大神楽坂校舎の教室を会場とした対面を基本として,
オンラインミーティングシステムZoom(インターネット接続必須)も併用し,
下記の通り行います.オンラインでは音声や映像が十分な品質にならない
可能性もありますが,対面と共に奮ってご参加下さい.
記
日 時: 2023年 10月7日(土) 14:00~16:00
場 所: 東京理科大学神楽坂校舎 2号館2階 222教室
Zoomミーティングでの参加方法:
メーリングリストでミーティングIDとパスワードを配信予定.
内 容: 数学講座
「私のキャリアと数学-物理学からの金融工学-」
みずほ第一フィナンシャルテクノロジー株式会社 クオンツ技術開発部 兼 業務技術推進部/
東京大学 未来ビジョンセンター 特任助教 小松原 航
数学が私のキャリアでどのように活かされているかについて講演させていただきます。
大学時代は物理学を専攻し、現在は金融機関でクオンツとして、金融工学の知識を
使いながら金融商品のプライシングやモデリングを行っています。もしかすると
数学と無関係に見えるかもしれないですが、物理学も金融工学も、
対象物(自然や市場)を数学で記述しようとする点では共通しており、
日々数学を使っています。講演では、私のキャリアで実際に使ってきた・使っている数学の
具体的な内容について説明させていただきます。さらに、学生時代の数学にまつわる
課外活動がキャリアにどのように反映されているかについて、今振り返って
思うことも発表させていただきます。(対面での発表を予定)
事務局からのお知らせ:
月例会にオンラインで参加するには,メーリングリストで配信されるZoomの
ミーティングIDとパスワードが必要になります.メーリングリスト登録を
されていない方は下記メールアドレスまでご連絡ください.お手数を
お掛け致しますが,どうかご協力をお願いします.
【メールアドレス】 risuken◎smetus.sakura.ne.jp(◎はアットマークに)
2023年9月 月例会のご案内
2023 年 8 月吉日
東京理科大学数学教育研究会会員 各位
会長 伊藤 稔
2023 年 9 月 月例会のご案内
残暑の候,いかがお過ごしでしょうか.さて,理数研9月月例会は,
理科大神楽坂校舎の教室を会場とした対面を基本として,
オンラインミーティングシステムZoom(インターネット接続必須)も
併用し,下記の通り行います.オンラインでは音声や映像が十分な品質に
ならない可能性もありますが,対面と共に奮ってご参加下さい.
記
日 時: 2023年 9月9日(土) 14:00~16:00
場 所: 東京理科大学神楽坂校舎 2号館2階 222教室
Zoomミーティングでの参加方法:
メーリングリストでミーティングIDとパスワードを配信予定.
内 容: 自由研究
「数学教育における類推研究」
東京理科大学理学部第一部数学科 中川 裕之
数学と教育学といった大きな学問に挟まれた数学教育学。その研究者の一人とし
てやってきた研究について紹介します。教材研究が大好きで数学教育学の門をたた
いた私が、科学的な研究を求められて試行錯誤した話をできればと思っております。
また、私が研究対象とする類推とは簡単に言えば類題を解決する思考です。そのよ
うな思考の指導についても示唆的な話ができればとも思っております。
(対面での発表を予定)
事務局からのお知らせ:
月例会にオンラインで参加するには,メーリングリストで配信されるZoomのミ
ーティングIDとパスワードが必要になります.メーリングリスト登録をされてい
ない方は下記メールアドレスまでご連絡ください.お手数をお掛け致しますが,
どうかご協力をお願いします.
【メールアドレス】 risuken◎smetus.sakura.ne.jp(◎はアットマークに)
2023年7月 月例会のご案内
2023年6月吉日
東京理科大学数学教育研究会会員 各位
会長 伊 藤 稔
2023年7月 月例会のご案内
小夏の候,いかがお過ごしでしょうか.さて,理数研7月月例会は,理科大神楽坂校舎の教室を会場とした対面を基本として,オンラインミーティングシステムZoom(インターネット接続必須)も併用し,下記の通り行います.オンラインでは音声や映像が十分な品質にならない可能性もありますが,対面と共に奮ってご参加下さい.
記
日 時: 2023年 7月8日(土) 14:00~16:00
場 所: 東京理科大学神楽坂校舎 2号館3階 232教室
Zoomミーティングでの参加方法:
メーリングリストでミーティングIDとパスワードを配信予定.
内 容: 日数教全国大会(青森)プレ発表
① 2次式の因数分解の幾何学的解釈-ax^2+bx+c=a(x-α)(x-β)-
東京電機大学非常勤講師・市川学園SSH運営指導委員 駒野 誠
1964当時の高1生だった筆者は,ax^2+bx+c=a(x-α)(x-β) に出会った時の初印象は,なんとなく違和感がありました.当時は,PCはできていないので,2次不等式の解法も表でした.利点は,関数の増減表にはつながったように思う.もちろん、解をα,βと求めて、2次の係数が一致するように を付けて…と、現在でも説明するかと思います。
現在、PCと数学フリーソフトが使える状況で考え直したのが、今回の発表です。違和感の原因の結果を先に示しておくと、「教科書では、軸方向特に、 軸方向の拡大・縮小を学ばない。」ことによって、式変形ができていなかった。そもそもの動機は、昨年の2x^2+5x-3 の因数分解の方法を説明している海外tiktok。そこでは、
2次の係数×定数項=-6 から、x^2+5x-6 を作り,(x-1)(x+6) と因数分解.その後,(x-1/2)(x+6/2) から(2x-1)(x+3) とする方法でした。これを見て思い出したのが、1964年のax^2+bx+c=a(x-α)(x-β) の違和感でした。58年過ぎて解明したことの発表です。参加される皆さんもtiktokの解釈を考えておいてください。
(オンラインでの発表を予定)
② 数学の演習科目でのポスター発表活動の実践報告-数学I「データの分析」の活用を題材にして-
明治大学大学院先端数理科学研究科先端メディアサイエンス専攻 藤田 祥一
本実践では,2022年度に発表者が非常勤講師を勤めた私立高校の演習科目にて,数学I「データの分析」の活用を題材に授業10時間を用いたポスター発表活動を行った.発表では,活動内容・評価方法と得られた課題を報告する.
(対面での発表を予定)
③ Grounded Theory Approach ; GTA への帰着-教員の自己研鑽と同様の手法を目指して-
東京都立桜修館中等教育学校 中村 明
研究方法を研究していく上で、質的な研究と量的な研究に大別されれる。量的な研究の限界、質的な研究の方法について現在までわかったことを具体的な事例を踏まえてまとめている。
(対面での発表を予定)
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月例会にオンラインで参加するには,メーリングリストで配信されるZoomのミーティングIDとパスワードが必要になります.メーリングリスト登録をされていない方は下記メールアドレスまでご連絡ください.お手数をお掛け致しますが,どうかご協力をお願いします.
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理数研月例会案内-202307-A4-new.pdf
2023年6月 月例会のご案内
2023年5月吉日
東京理科大学数学教育研究会会員 各位
会長 伊 藤 稔
2023年6月 月例会のご案内
向暑の候,いかがお過ごしでしょうか.さて,理数研6月月例会は,理科大神楽坂校舎の教室を会場とした対面を基本として,オンラインミーティングシステムZoom(インターネット接続必須)も併用し,下記の通り行います.オンラインでは音声や映像が十分な品質にならない可能性もありますが,対面と共に奮ってご参加下さい.
記
日 時: 2023年 6月10日(土) 14:00~16:00
場 所: 東京理科大学神楽坂校舎 2号館4階 243教室
Zoomミーティングでの参加方法:
メーリングリストでミーティングIDとパスワードを配信予定.
内 容: 数学講座
講 師: 上智大学 基盤教育センター 川谷 元 先生
題 目: 数学教育における離散数学の活用
概 要:
新しい学習指導要領における数学Cでは、数学活用から「数学的な表現の工夫」という内容が引き継がれました。この「数学的な表現の工夫」は、「日常の事象や社会の事象などを、離散グラフや行列を用いて工夫して表現することの意義を理解すること」や、「図、表、統計グラフ、離散グラフ及び行列などを用いて、日常の事象や社会の事象などを数学的に表現し、考察すること」をねらいとして導入された単元です。多くの学生はこの数学Cで離散グラフを初めて学ぶこととなりますが、離散グラフを用いた問題の多くは、事象を離散グラフとして可視化することによって問題全体のイメージを掴みやすく、学生が手を動かして問題に取り組みやすいという利点があるため、数学の教養を身につける上での教材として大変優れています。
本発表では、筆者が離散数学・グラフ理論の分野で得た知識や、文系向けの教養数学の授業で、数学に苦手意識を持っている学生に対して実際に出題した離散数学関連の問題を題材にして、数学Cにおける離散グラフ関係の利活用について話題提供を行います。
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理数研月例会案内-202306-A4.pdf
2023年5月 月例会のご案内
2023年5月吉日
東京理科大学数学教育研究会会員 各位
会長 伊 藤 稔
2023年5月 月例会のご案内
若葉の候,いかがお過ごしでしょうか.さて,理数研5月月例会は,理科大神楽坂校舎の教室を会場とした対面を基本として,オンラインミーティングシステムZoom(インターネット接続必須)も併用し,下記の通り行います.オンラインでは音声や映像が十分な品質にならない可能性もありますが,対面と共に奮ってご参加下さい.
記
日 時: 2023年 5月13日(土) 14:00~16:00
場 所: 東京理科大学神楽坂校舎 2号館4階 243教室
Zoomミーティングでの参加方法:
メーリングリストでミーティングIDとパスワードを配信予定.
内 容:
① 「第2回中学校・高校の先生のための実践研究論文執筆オンラインセミナー概要報告」
茨城県立竜ヶ崎第一高等学校・附属中学校 小林 徹也
概要:
日本数学教育学会数学教育編集部では,標記のセミナーを開催した.
中学校・高等学校の先生方を対象に,編集部で用意した「架空の投稿論文」を,先生方と編集部幹事が,協力して修正する活動を,オンライン上で行うことで,実践研究論文執筆の一助になることを目指したものである.
その概要を報告する.
(日数教会誌 掲載:2022年 第104巻第9号 NEWS LETTER 令和4年9月)
② 「円折り紙で正5角形を折る」
東京理科大学 伊藤 稔
概要:
小学生・中学生・高校生、算数や数学をご担当の先生方とご一緒に、折り紙を用いて、正多角形を折ることを楽しんでみたいと思います。ただし、一般的な正方形の折り紙で、正多角形を折りだすのは、ネットで調べても大変です。
そこで、円く切り抜いて、円折り紙で正多角形を折りだすことにチャレンジしました。最初は、正三角形からスタートします。そこから正方形、正五角形、正七角形、最後は、正17角形の作図まで、みなさんとご一緒に正多角形を折ることに挑戦したいと思います。暇つぶしの老人の戯れにひと時、お付き合いをよろしくお願いいたします。
事務局からのお知らせ:
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理数研月例会案内-202305-A4.pdf